解決事件簿

事件の内容や犯人を公開します。

三重県伊勢市高3女子殺害事件

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「事実は小説よりも奇なり」ということわざがあるが、まさにその通りの展開になってきた。三重県伊勢市で起きた女子高生殺害事件だ。

 9月28日午後9時45分ごろ、同市尾上町の山林で、同県松阪市久保町の高校3年・波田泉有(みう)さんが殺害されているのが見つかった。救急隊が駆け付けたが、胸に刺し傷があり、死亡を確認。近くに血の付いた刃渡り約20センチの包丁が落ちており、伊勢署は殺人の疑いで、現場にいた同級生で伊勢市の高校3年の男子生徒Aを逮捕した。

 Aは波田さん殺害について「自分がしたことに間違いない。波田さんに頼まれて殺した」と容疑を認めている。


 現場はJR参宮線伊勢市駅から南東約1.3キロの住宅地にある虎尾山と呼ばれる山林で、人気ライトノベル半分の月がのぼる空』に出てくる場所のモデルでもあり、ファンが訪れる人気スポット。『半分の──』は、難病に侵された少女と同じ病院に入院した少年の純愛を描いたストーリーで、アニメやテレビドラマなどで放送され、映画化もされた。

 

 作中、虎尾山は「砲台山」との名称で重要な場所として描かれている。

 しかも事件当日は月が最も地球に近づくスーパームーンの観測日。ミステリアスな状況に、一般紙だけでなく女性週刊誌なども積極的に報じている。

 社会部記者は「波田さんには自殺願望があり、口グセのように『18歳までに死にたい』とこぼしていた。突発的に気分が沈み、その時はAに抱きつき、心が落ち着くまでしばらく離さなかった」と話す。

 かといって、波田さんとAが恋人関係にあったわけではない。波田さんは別の高校に通う男子生徒と、Aは同じ学校に通う女子生徒と付き合っていた。

 2人を知る関係者は「恋愛関係を超えた“心友”といった感じ。Aは精神的に苦しむ波田さんを解放するために、殺したのだと思う。Aもまた、私生活で悩みを抱えており、波田さんを殺したあとに自分も死のうと思っていたようだ」

 

犯人

同級生の男性生徒(18)

一緒に死のうと思ったとのことですが、どうなんでしょうか、、、。

少しよくわからないような気がします。